SSブログ

ピアノコンクール本選を終えて・・・ [音楽]


ブログ 005.jpg

本選に参加しました。
この日は、冷え込みが激しく、雪が積もるのかな?って思うほど寒い日でした。
本選なので、県外からたくさんの人たちが来ていました。

この日のために、毎日毎日練習をしてきた子どもたち
それを支える先生や家族の人たち。
きっと、風邪を引かないようにと、健康管理をしたことと思います。
こうして、なぜか、客観的に周りを見ることができるのは、いつもの慣れた場所だから?
それとも・・・


この日、同じコースを挑戦したのは61名。
海ちゃんは、ちょうど、真ん中あたりでした。
待つ時間が長ければ長いほど、緊張とプレッシャーです。
「待つ時間が怖い」って、震えそうな声で言っていた海ちゃん。
確かに、大きなステージの真ん中に、どーんと存在感のあるピアノまで、
一人で歩いて行くのです。
その小さくて細い指と、練習した分の自信と、それ以上に大きな緊張を抱えて。
その姿だけで、もう、十分だって思います。
風邪を引かずに、今日、ここまで来れたこと。
ただ、それだけでもう十分だって。

そんな私の気持ちに応えるかのように、
練習のときと同じように、ミスもなく、堂々と弾けました。

結果発表まで1時間半ほど・・・。


ブログ 001.jpg

少し早めのディナーを食べて、デザートも♪
う~ん、娘と2人だけの時間って、どうして、こんなに優雅なの♪
(この時間だけは、結果の待ち時間だということは、忘れていたりして)


ブログ 004.jpg

前回の待ち時間で買った雑貨屋さんで、
お留守番の月ちゃんへのお土産も忘れずにね。
女の子ってどうして、こんなに雑貨が好きなの?
しかも、犬グッズばかり・・・。
と言う、私も雑貨屋さんに入ると、動けません 笑


さて・・・
結果発表の時間が・・・。
五十音順に発表されるのですが、入れるかな?と思っていた賞には呼ばれず。
やばい・・・と思っていたら、呼ばれないまま、終了・・・

うそでしょう・・・。
信じられない。
隣で泣き出す海ちゃん。
先生に「ありがとうございました」って言うのよと言っていたのに、泣いてしまって。

でも、確かに、どの子もレベルが高く、みんな上手でした。
仕方ない。
帰宅してから、宿題の日記にまで、「どこが悪かったのか、わかりません」と
納得がいかない様子・・・。

翌日、先生からメール。
「1点の違いでした」と。
いろんな先生がいて、いろんな表現の仕方があって、音楽には答えがないよ。

実は、秋の予選で思ったことは、今回が最後になるであろうコンクール。
一生懸命に弾く子どもたちの姿を見て思ったこと。
もうそろそろ、私が卒業しようと思います。
それは、ピアノレッスンを辞めさせるのではなく、後ろから見守ること。
今まで、「負けるな」とか「がんばれ」とか
「人を蹴落としてまで上っていけ」とか・・・。
とにかく、結果を出せ。
それは、ピアノのことだけじゃなく、いろんな面に置いても、結果重視でした。
こんなのじゃ、娘は何のために、音楽を習っているのか、わかりませんよね。

いつも私が応援していたと思っていたのに、
いつのまにか、娘が応援してくれる年齢になっていたのです。
幼かった娘は私の大きな傘から出て、ひとりで傘をさして歩いているのに、
いつまでも、それに気がつかなかった私。

だから、コンクールは、これで終わりにしてもいいし、また次回出たいと言えば、
出ればいいし。
海ちゃんの思うように、楽しく、音楽の道を歩んでください。

目標に向かって努力することの大切さを学んでくれたと思います。
自分の手で切り開く、海ちゃんのこれから。
パパもママも、見ているよ。

ね、ハートも、そうでしょう・・・

ブログ 003.jpg

う~ん、お留守番ばかりで疲れた・・・。そうです(笑)


nice!(6)  コメント(13) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 6

コメント 13

yuyu

海ちゃん、お疲れさまでした。
とってもよく頑張りましたね。
私も、ずっとピアノを弾いているので、
海ちゃんの気持ちが、とてもよくわかるよ。
ピアノは大好きなのに、人前で弾くのが辛かったことがありました。
コンクールや実技試験が大嫌いになった時期がありました。
私の両親は、ピアノを弾けませんが、両親に聴かせるのも
嫌になってしまった時期がありました。
実はね、今でもまだ、本番が怖いんです。
点数をつけられるような場面が、とても苦手です。
コンクールで賞がとれるほど、上手じゃありません。
でもね、音楽の楽しさと、素敵さをたくさん知っているから、
ピアノをずっと続けられます。教える仕事ができます。
自分の演奏を、楽しんでくれる人がいてくれたら、幸せ。
一緒に演奏できる人がいたら、もっと幸せ。
応援してくれる家族や友達がいるしね。
そんなふうに思いながら、ずっと音楽を大好きでいます。
海ちゃん、どうか、の〜んびりと。
海ちゃんらしく、音楽を楽しんでくださいね♪


by yuyu (2009-01-14 08:10) 

kaoru

はるさん、おはようございます。
海ちゃん、立派に頑張られて偉かったですね。
私も長い間ピアノを習っていたのでお気持ちをお察し致します。
1点の違いでもそれ以上の素晴らしいものを得られ
これからの糧にもなりはるさん達が優しく見守られているから
海ちゃんは、自分の思う世界をキラキラと輝きつつ
大きく羽ばたいて行かれるでしょうね。
涙を笑顔に変えてこれから楽しんで行って下さいね♪
はるさんも海ちゃんもお留守番を頑張って
お家を守っていたハートちゃんもお疲れ様でした。

by kaoru (2009-01-14 08:17) 

ささやん

海ちゃん、悔しかったねぇ~
読みながら、涙出そうでした・・
親なら、同じ事を言ったでしょう~
結果を出して欲しいって・・私もそう言うでしょうね・・
それがその子にとって、どう感じたか・・・
はるさんの言葉・・(幼かった娘は私の大きな傘から出て、ひとりで傘をさして歩いているのに、
いつまでも、それに気がつかなかった私。)
そうなんですよね・・・子供は一人で歩きだしてる・・
寂しいですよね~なんだか、本当にさみしい・・
でも確実に子供は成長してるし、見守っていかなきゃいけない・・
私も考えさせられました
海ちゃん、この涙忘れないでね・・

by ささやん (2009-01-15 00:36) 

REON課長秘書

なんか涙が出てきましたよ…
みんなあたたかすぎて…。

こうやって、ひとつひとつ階段をのぼっていくんですね。


p.s.たくさんのかわいい雑貨、私も欲しくなりました(笑)
by REON課長秘書 (2009-01-15 11:15) 

moko

残念でしたね~
でも、それも大事な思い出となりますよ
これからも頑張って音楽を続けて下さいね
by moko (2009-01-15 14:26) 

はる

yuyuさん、こんにちは♪
暖かいコメントをありがとうございます。
ピアノのレッスンは楽しいから続くのですよね。
予選で落ちたときも、「次、がんばる」と挑戦した娘。
何事にも意欲的なのは、きっと、ピアノのおかげだと思っています。
この本選で、ひとつの私の区切りになったように思います。
卒業式のピアノ伴奏にも選ばれ、次の目標もでき、今はそれに専念するようです。
いつもyuyuさんにはたくさん応援してくださり、励ましていただき、とても心強く、大きなものを得ています。
ありがとうございます。
娘も、yuyuさんのようなすてきな女性に成長してくれるといいな♪

by はる (2009-01-15 16:25) 

はる

kaoruさん、こんにちは♪
暖かいコメントをありがとうございます。
好きなことは、どんどんと伸ばしてやりたくて、ついつい、娘を追い立てるように言ってしまうのです・・・。
どうも、一人の時間が長すぎた長女は、のんびりしているのか?それとも、自分の世界に入っているのか?
マイペースなのです(笑)
何かひとつの目標に向かってがんばること、そして、それを手にしたときの喜びって大きいですよね。
手にできなかったときは、かなりのショックですが、何でも簡単に手に入るわけじゃないことを知ってくれたと思います。
春から中学生になるので、私も少しだけ娘の後ろから歩いて見守ることにしました。
そして、お留守番ばかりのハートは、このごろ怒っているようで、早朝から私たちを起こしてくれます・・・。

by はる (2009-01-15 16:39) 

はる

ささやんさん、こんにちは♪
暖かいコメントをありがとうございます。
1点の違いって、大きいですよね。
それを知った娘は「どうせなら10点ぐらい足りない方がよかった」と悔しがっています。
が、次は、卒業式のピアノ伴奏です。
コンクールもそうですが、卒業式の伴奏って、とても重要ですよね。
風邪を引かないようにまた、健康管理ですよ。
栄養のあるものを食べさせて、ストレスのかからないように、(私がキーキーと言わない 笑)・・・
いろいろと気を遣います。
ささやんさんもそうですが、うちも、下の子と年の差なので、余計に上の子の成長が寂しいですよね・・・。
もっともっと大きくなって、とよく思っていたのですが、「今のまま、時が止まればいいのに」って思う、わがままな私なのです 笑
親って、ナンなのでしょう?って疑問に思うことがありますが、本当はもう子どもたちからもらっているんですよね。
あかちゃんの時期に、たくさんの幸せと喜びを、母親に届けてくれているのにね。
大きくなるにつれて、「もっともっと」って期待してしまうんですよね。
でも、それは、悪いことじゃないんですよね。
親だからできること。
それは、自信をもって、送り出してあげることも、そうかもしれない、ってこのごろよく思うのです。

by はる (2009-01-15 16:48) 

はる

REON課長秘書さん、こんにちは♪
おぉ~、秘書さんを泣かせてしまいましたか・・・。
ついつい、娘への想いが強すぎて、恥ずかしい限りです(笑)
長女は一人っ子のわりには、素直で何でも私の言うことをきく、
私が言うのもなんですが、自慢の娘です。
そんな娘に妹分のハートを迎え入れたのが、4~5年前です。
いつも私がハートを気にかけるように、今でもハートを家族として大切にしてくれています。
そんな娘に期待をかけすぎていたかな?とか、その期待がプレッシャーだったかな?とこのごろ反省しています。
本当はどんな大きなトロフィーより、豪華な賞状より、大事なのは、私がもっと理解してあげることだと思うのです。
なのに、それを忘れて、ついつい・・・。
と、反省するようになったのは、2人だけの時間は久しぶりと娘の言葉に、そうだ!と思うようになりました。
たまには、おいしいものを2人で食べようと、友だちのような関係でいたい、という、私の原点に戻ろうと思います。

そして、秘書さんも、雑貨、やっぱりお好きですか?
そうそう、犬の付箋シールがかわいいですよね。

by はる (2009-01-15 16:57) 

はる

mokoさん、こんにちは♪
暖かいコメントをありがとうございます。
たくさんの経験をと、思っています。
そして、今回のように、思うようにいかない経験も。
それが多ければ多いほど、つらい気持ち、やさしい気持ちが育つと信じています。
そして、強くなれると思うのです。
私なんか、挫折の人生と言ってもいいほど、つらいことばかりだったりして・・・。
でも、それをバネにがんばれる、強い人間に育って欲しいのです。
社会に出る前に、いろんな経験を摘んで、社会に出ても、さらに、って先のことまで考えてしまいます。
勉強だけじゃ、学べないこと、ってたくさんありますよね。
私がそうであるように、人と人から学びたいって。
そんな私も、本当は弱いんですよね。いろいろと・・・。
by はる (2009-01-15 17:03) 

まりん

海ちゃん、頑張りましたね。
小さなお子さんには大きな試練でしたね。
これから成長するに従って、海ちゃんはきっといろいろな山を乗り越えていくんでしょうね。
そばで見ていらっしゃるはるさんやパパさんも一緒に辛い思いをされているのだろうとお察しします。
でも海ちゃんが堂々とミスなく弾けたその姿が誇らしく思えたことは、たとえどんな結果だったとしても、何より素晴らしいことだったと思います。
大好きな五木 寛之さんが、生きるヒントという著書で、ある日何気なく見た科学番組でとても感動したことがあったと書いています。
朝顔の研究についての番組だったのですが、朝顔にどんなに光を当ててもつぼみは花を咲かせない。
研究の結果、花を咲かせるために必要だったのは、夜の闇の暗さと夜露の冷たさだったと。
お花にもいろいろありますよね。
未だ何が大切なものなのかを模索してる時期、逆にいえば、何でも出来る素敵な時期です♪
海ちゃんにも素敵なお花が咲きますように。

by まりん (2009-01-16 00:52) 

はる

まりんさん、こんばんは♪
暖かいコメントをありがとうございます。
たくさんの子どもたちの中、みんなとても上手で、かなりの緊張だったと思います。
ピアノのレッスンの送迎から始まり、ずっと一緒に歩いて来た感じがするのですが、いつの間にか私から少しずつ離れて行っていたのですよね。
でも、少しだけ後ろから見守る形になりつつあるのです。
まりんさんの朝顔のお話、とても心に残りました。
ただ明るいだけの太陽の光だけでは咲かない。
それは、人間にも当てはまりますよね。
つらさ、悲しみを知った人は、人の心がわかりますよね。
娘らしいお花、そうですね。
私も楽しみにしようと思います。

by はる (2009-01-17 21:28) 

はる

Roseさん、こんばんは♪
niceをありがとうございます。
いろんなことを体験することって、娘にとって、大きなものになると思っています。
もちろん、親の私たちにとっても。

by はる (2009-01-17 21:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

2∞9 スタート!和風アレンジ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。